ヘルシンキのレストラン紹介:フィンランド料理の老舗レストラン、コルメ・クルーヌア(Kolme Kruunua)

2020年07月24日

先日、クルーヌンハカ(Kruununhaka)地区にある、フィンランド料理の老舗(1952 年にオープン)レストラン、コルメ・クルーヌア(Kolme Kruunua)へディナーに行ってきました。

ここはたまに利用するレストランです。

フィンランドでよく食べられる、酢漬けのきゅうり(suolakurkku)。ここのはちょうど良い具合に使っていて上品な味で美味しいのです。ハチミツとサワークリームをつけて食べるとまたまろやかさが増してグッド。

メインは、グリルチキンのワイルドマッシュルームソースとガーリックポテト。コショウがピリッと効いたブラウンソースにはズッキーニ、キノコ、玉ねぎなどの煮込んだ野菜が入っていて美味しいのです。

グリルサーモンサンドイッチ。目玉焼きで隠れて見えませんが、トーストの上に大きなグリルサーモン、その上に目玉焼きが乗っています。タルタルソースとサラダ添え。

一般的には、オープンサンドでライ麦パンの上に、薄切りのスモークサーモンがのっているのが定番ですが、ここのはちょっと変わっていて、グリルサーモンと卵の黄身がマッチしてとても美味しいです。お気に入りの一品。

ビールは、フィンランドのビール、「オリジナル ラップランドラガー」。(現ラピンクルタ)オリジナルを飲めるところはヘルシンキ市内でも珍しいです。

旬のブルーベリーパイと昔懐かしいバニラアイスクリーム添え。毎日ブルーベリーばかり食べています。

夫のデザートは、フレンチトースト。フィンランドでフレンチトーストが食べられるのは珍しいのですが、ここはやはりフィンランド料理、バゲットのフレンチトーストにはたっぷりのカルダモンが入っていて、フィンランド風にアレンジしています。

ソースがイチゴ、そしてホイップクリーム。

カルダモンがたっぷりと入っているフレンチトーストもなかなかいけるので、次回家で作ってみたいと思います。

綺麗なステンドグラスの窓からは、閑静なアパートが見えます。

リーズナブルな値段で、ロケーション良し。昔ながらの雰囲気が味わえ、サービスもとても丁寧で良いです。日本やヨーロッパからの来客をここへご案内するといつも喜ばれます。

美味しかったです。また次回も楽しみです。

All Photos & Text: Yuko Räsänen