フィンランド北西部、ヴァーサ(Vaasa)近郊ユネスコ世界遺産の「クヴァルケン群島(ゾーン A)」へ。橋を渡る「Raippaluodon silta」〜フィンランド2000キロを車で走る、夏の旅 Part 2〜

2020年07月05日

前回からの続き…フィンランド2000キロを車で走る、夏の旅 Part 2です。

フィンの友人たちに聞いて前から行ってみたかった、フィンランド北西部、ヴァーサ(Vaasa)近郊にあるユネスコ世界遺産に登録されている、クヴァルケン群島についてです。

群島の前に、今回はその群島へアクセスするのに、ボスニア湾に架橋されている1997年に開通した橋、「Raippaluodon silta」について。橋の長さは 1045.0m、フィンランドで最も長い橋として、国内の観光名所にもなっています。

日本では、明石海峡大橋やレインボーブリッジなど様々な橋がありますが、フィンランドではこのような大きな橋は珍しいです。

橋の中央からは両側に島々が見渡せ綺麗な景色でした。

橋を渡ったすぐ右側に、観光案内所とレストランがあります。ユネスコ世界遺産の「クヴァルケン群島(Merenkurkun saaristo)」の入口。

フィンランドの公用語はフィンランド語とスウェーデン語の二か国語です。

この地域は、海を渡るとすぐスウェーデンが近いこともあり、歴史的背景から多くのフィンランド人がスウェーデン語を母国語として生活しています。

というわけで、公共の場所は、通常はフィン語、スウェ語、英語の順で表示されますが、この地域では、スウェ語が一番上に表記、その次にフィン語、英語と続きます。

島に入るとレストランが少ないため、ここでランチを済ますことにしました。レストランに入ると聞こえてくるのはスウェ語のみで、お隣スウェーデンに来た気分。

地元の年配の方達がランチにやってきていました。

サラダとパン。コロナ時代のため、ブッフェではなく、一皿ずつ盛り付けられたものが、テーブルまで運ばれます。

メインは、白身魚のグリルと新じゃが。橋を眺めながらの食事。

テラス席は良い景色だけれど、風が強かったので店内でいただきました。

さて、次はいよいよ郡島の紹介をしたいと思います。続く…

All Photos & Text: Yuko Räsänen

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