フィンランド ヘルシンキ在住エッセイスト/ライター/コーディネーター
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フィンランドの森でブルーベリーセラピー!今年もブルーベリーのシーズンが始まりました。

2020年07月04日

週末は田舎に来ています。

フィンランド生活の醍醐味、森でのブルーベリー摘み、またの名はブルーベリーセラピー!私の1番のお気に入りの時間です。

今年の6月は夏日で暑かった日が一週間ほどあったこともあり?例年より少しシーズンが早いような気もしますが…森の中を覗いたら、一面ブルーベリーがなってるー!摘まずにはいられません、そして摘み始めると止まりません。笑

止めるタイミングが分からないほど、一面絨毯なのです。今年は豊作、丸々大きい実がなっています。摘みながら味見しつつ、指先も口の中も青紫色です。

ブルーベリーの匂いを嗅ぐと蜂蜜と甘い花の香りがします。

ブルーベリーの赤ちゃんの実から大人の実まで、一枚の写真に収めることができました。赤ちゃんは緑、白、淡い水色になり、青、紫と色が濃く変化していきます。

森の葉っぱは、雨に打たれてより一層緑が深く映え、ブルーベリーのグラデーション色が一面に広がり、それはとても美しい景色でした。

気温14度、雨の中のブルーベリー摘みは癒しそのものでした。

こちらはプオルッカ(リンゴンベリー:コケモモ)の実。まだ緑色でシーズンは先です。緑が真っ赤になったら食べ頃です。

みずみずしい葉っぱと紅葉が始まった葉っぱも混じり、自然の美しさにうっとり。どこを切り取っても絵になるなあ。とずっと眺めてられますね。

ホタルブクロかなあ。

満開の沙羅の木(シャラの木)別名、夏椿(ナツツバキ)

とても良い香りでクンクン匂いを楽しみました。

今日も森の中をぐんぐん奥深くよく歩きました。自然の中で出会う美しい花、植物、動物たち、鳥の声、そして、綺麗な水と澄んだ空気、全てが素敵なハーモニーとなって幸せな気持ちをうんと高めてくれます。

森&ブルーセラピーのおかげで今日も良い夢が見れそうです。(^^)

摘んだブルーベリーで今日の簡単&超ヘルシーなデザート。

「オーツ麦(Kaura)とブルーベリーのオーブン焼き」。砂糖は一切使わず、バター少々のみ。ラクトスフリーのバニラソースを垂らして、アイスクリームは、Kuusi(もみの木)。口の中でフィンランドの森の香りがしてとても美味しかったです。

テーブルクロスは、フィンランドのテキスタイルブランド、ラプアンカンクリ(Lapuan Kankurit)のものです。

さあ、当面はブルーベリー摘みで忙しい日々が続きます。笑。

All Photos & Text: Yuko Räsänen


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