最新情報!【3月15日現在】新型コロナウイルスに関するフィンランドの状況

2020年03月15日

3月15日現在の新型コロナウイルスに関するフィンランドの状況をまとめました。参考にしてください。

- 現時点での国内の感染者数は、240名(首都圏エリアで確認された人数は127名)

- 明日からの1週間に関しては、国内の学校は通常通り。休校の予定はなし。一部ヘルシンキの学校では、教員が感染したと報告があり、その教員が担当するクラスは一時閉鎖の措置をとっている。

- PCR検査を受けられる対象者について、以下のリンクをご確認ください。(医療崩壊を防ぐため、検査対象者の方針が変更されました)

HUS(ヘルシンキ大学病院)(英語対応):https://www.hus.fi/en/patients/Pages/What-to-do-if-you-suspect-having-contracted-the-coronavirus.aspx 

コロナウイルス感染を疑う症状が続く場合のヘルプライン

万が一、新型コロナウイルス感染を疑う症状が続く場合、ヘルシンキ市内の連絡先は以下の通りです。

ヘルシンキ新型コロナウイルス・ヘルプライン:(+358) 09 310 10024 (月〜金 7:00-20:00)

上記時間外のヘルプライン: (+358)09 310 117

救急の場合:112 

※3月16日以降、呼吸器感染の症状が見られる患者に関しては、ヘルシンキ市内Laakso health stationにて受診する。

受診前に電話をし、連絡先 : (+358) 09 310 10024 指示を受ける。

受診先:Laakso health station 

住所: Lääkärinkatu 8 R Helsinki  

(月〜金 8:00-18:00)

受診は、緊急度に応じて順位付け対応する。

注意:上記番号は、ヘルシンキ市内の番号です。滞在中またはお住まいの地域の番号を各自ご確認ください。観光客も相談&受診対象です。

症状が軽い場合は、まずは自宅で自己観察、様子を見ること。

症状が重く診察を必要としている患者を最優先とするため、不急不要の電話は控えるようにとのことです。

参照(英語対応):https://www.hel.fi/uutiset/en/social-services-and-health-care/corona-what-to-do 

ヘルシンキの様子

写真は、薬局(Apteekki)にて、アルコール消毒剤の売り切れの棚。

ここ数日、食料やトイレットペーパーを買い求める人でパニック買いが起きていますが、スーパーマーケットから、オンラインショッピングに集中しており、オンラインの利用客が倍増している。

配達員の体調管理や衛生面の管理も徹底していくとのことで、お客さんが依頼した場合は、配達員は、ドアの前まで配達し、対面しなくて済むようにサービスを進めるとのことです。

昨日とは一転、本日(日曜日)は人の動きがあまり見られず、街の様子は静かでした。

All Photos & Text: Yuko Räsänen