期間限定のフィンランドのクリスマスランチ(joululounas)

2019年12月20日

クリスマスを来週に控えて、今週は様々なレストランや食堂で期間限定・単発のクリスマスメニューランチが提供されています。クリスマスランチ(joulurounas)のご紹介です。

塩でしめたサーモン、ニシンの酢漬けなど。

ロソッリ (rosolli)と呼ばれる、ビーツなどをメインに野菜を細かく刻んだサラダ、これにビーツの赤い汁とクリームを混ぜたものを上にのせて食べます。

他にはクリームで和えたキノコ。

付け合わせは、ラーティッコ(laatikko)と呼ばれるキャセロールで、カブ、ジャガイモ、人参などを潰して、牛乳やクリームを混ぜてオーブンで焼いたもの。ニンジンにはお米が混ぜてあります。

フィンランドのクリスマスのメインはチキンではなく、ハム(kinkku)を食べる習慣があります。豚肉のももの大きな塊を買ってきて1日かけてじっくりとオーブンで焼き上げて薄くスライスし、マスタードをつけて頂きます。

デザートは、ウルトルットゥ(joulutorttu) 星形をしたクリスマスパイです。プルーンのジャムを中央にのせてあります。クリスマスの定番ドリンク、グロッギ(glögi)甘いベリージュース(アルコホール入りもあり)にシナモンで風味づけしてあり、レーズンとアーモンドスライスを加えて飲みますが、寒いこの時期は体がポカポカ温まるのでおすすめです。

そして、ピパルカック(piparkakku)という名のジンジャークッキーです。

いわゆる伝統的なフィンランドのクリスマス料理はこんな感じです。この時期、フィンランドにいらっしゃる方はぜひ試してみてくださいね。

#ヘルシンキ #フィンランド

All Photos & Text: Yuko Räsänen

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