キャッシュレス、カード社会 現金は使うことが無い

フィンランドで生活をしていると現金を使うことがまず無いです。普段、現金(紙幣・硬貨とも)は持たずカードのみ。お財布の中身はすっきりいたってシンプル。

日本で暮らしていた頃は、現金はもちろん1円硬貨まで、ジャラジャラ重く、さらには店ごとにポイントカードがありいつもパンパンの長財布を持ち歩いていたのが、今では遠く昔の時代のように感じます。

フィンランドの隣の国スウェーデンではキャッシュレス決済が100%近くとなり、新通貨はほぼ製造されていないとか。フィンランドはまだそこまではいかないものの、日本と比べたら圧倒的なキャッスレス社会です。

現金の利用場所といえば、市場(マーケット)か有料公衆トイレくらいです。一般的には、即時口座から引き落とされるデビットカードか、クレジットカードが主で使用されていて、金額に限らずたとえ1ユーロと少額の支払いでも全てカード。25ユーロ以下の支払い時には、暗証番号不要で、カードをかざすだけで支払いが可能なコンタクトレスが主流で非常に便利。レジに時間がかならないのと、他人の手に触れてどこのだれが触ったか分からない紙幣硬貨を触らなくても済む。イイことだらけ。なにもかもが合理的。人口が少ない=働き手が少ないため、全てIT、無人化がどんどん進んでいます。

まず銀行に出向く必要がなく、通帳・記帳もなし。支出入は全てオンラインバンキングで管理、過去3ヶ月までの出入が一気に見ることができ、毎月の出入はPDFでネットからダウンロード、保存できます。 お金を入金する機械は非常に限られており、銀行、もしくは大きなショッピングセンターに1台やっとあるかくらいです。それもたまに故障中とかで使えないことが多いです。出金するATMは街の至るところにあります。

銀行に、確認事項があり、問い合わせをする必要がある場合は、店へ出向くのではなく、オンラインバンキングからのチャットシステムで、カスタマーサービスに問い合わせ。(電話でもなくチャットが一番早く便利)

支払いも全てオンラインバンキング。友人間でのお金のやりとりは、Mobile Payや大手銀行が提携しているアプリケーションSiirtoなどを使います。フィンランド人の友人に現金で渡そうものなら、ちょっと迷惑そうな顔で、オンラインでよろしく!現金は持ってても使わないからいらない。と断られてしまいます。お金に代わりはないんだから、そんなこと言わないでよ。と最初の頃は思いましたが…。                   そもそもスマホを持っていないと、この国では生きていけないな…と日々思う場面が多いです。        Apple Pay (iPhone & Watch)で支払う人も最近ではよく見かけます。

もちろんフィンランドの銀行カードは、他のヨーロッパの国々(日本でも場所によっては使える)で使えるので、どこへ行くにもカードがあれば問題なしです。他の北欧諸国、スウェーデン、ノルウェー、デンマークに行く際はフィンランドと同様にキャッシュレス社会なので、気楽ですが、ドイツは日本と同じく、まだまだ現金社会。去年のドイツ旅行には現金ユーロを持っていかないといけなかったです。マデイラ島も同様に現金社会でした。南欧はまだそこまでカード社会が普及していないようですね。主人が日本を訪れると、どこでもまだまだ現金が使われていることにびっくりしていました。日本は技術やITが最先端なのになぜ?と北欧人からは思うようです。

フィンランドで現金を見る&触る時といえば、日本から両親が来た時、もしくは日本から来られた方々を迎える時くらいでしょうか。レジの後ろには長い列ができるのを気にしつつ、久しぶりに現金でお金を払うとなると、「あれ、これ何円硬貨だったっけ?」といちいち確認しないといけない自分がいます。笑 

それぞれの国によって違うので非常に興味深いです。