新しい公共の建物では、男女共用トイレが主流のフィンランド
新しい公共の建物では、男女共用トイレが主流のフィンランド
2018年09月04日

6年前にストックホルムの王室御用達百貨店を訪れた時、トイレへ行くと2ユーロ払ったうえに、男女共用トイレ(ジェンダーフリートイレ)だったことに驚愕したのはよく覚えています。
トイレを並ぶ列におじさんから若い女性まで一緒クタで、なにこれは?!と衝撃を受けたのです。
それからヘルシンキもここ数年は新しくできる公共の建物は男女共用トイレが主流になってきています。主に、地下鉄駅、大学のトイレ、図書館、高級ホテルまで…いたるところで男女の区別のないトイレがトレンドになってきています。
男女平等社会、LGBT、の先進国でもあるフィンランド。
これだけライフスタイルも多様化し、様々な価値観を持った人々が暮らしている世界、おのおのが心地よく暮らせる環境をというのが根底なんだと思います。
なんとなく個室になるトイレで男女が一緒となると安全面でも心配になりそうなものですが、フィンランドの女性に聞いてみると、「安全だし、別に何も問題もないから平気」という答えが返ってきました。
確かに。他の国に比べると非常に治安のよいフィンランド。みんなが思いやりを持って使えばトラブルもないようです。
フィンランドにご旅行に来られた際はびっくりなさらないでくださいね。
#ヘルシンキ #フィンランド
All Photos & Text: Yuko Räsänen