今日から10月!規制緩和。新型コロナウイルス:フィンランドの現状 2021年10月1日現在

2021年10月01日

今日から10月、今年も残り3ヶ月になりました。

ヘルシンキでは紅葉がピークを迎え、すでに落ち葉になっています。葉っぱのない木も目立ち始めました。一気に日が短くなりこれから暗闇のトンネル(カーモス)生活に突入します。一年で最も苦痛な闇の季節の始まり。今年の冬はどんな感じになるでしょうか。

近所では窓際にランプを灯す家も多くなり、キャンドルも焚き始め、人や犬も夜の散歩では事故防止のため、リフレクター(反射材)やランプを身につけています。

規制緩和

フィンランドの新型コロナウイルスの状況は、本日より規制緩和に入りました。

レストランでは、ダンスや歌はOK、学校では子供はマスク着用不要、公共の場でのマスク着用に関しても、緩和され、「本人の判断に委ねる」ことになります。

とはいえ、私自身は公共交通機関や公共の屋内の場では引き続きマスク着用をし、これまでと対策は変わりません。ブレイクスルー感染も心配です。

10月15日からリモートワーク解除となり、出社したい人は、出社ができるようになります。

ワクチンパスポート制度は導入されておらず、例えばレストランや映画館へ行く時も提示は不要。

シアターや映画館、屋内スポーツは制限なし。

レストランの店内飲食は引き続き、75%の人数制限あり。

フィンランドは、基本的に強制はせず、推奨・本人の判断に委ねる形で、選択肢を残しつつ、緩やかに規制緩和へという方向性です。

国内感染者数は一昨日800名台、昨日は600名台と、毎日の感染者数は引き続き高いです。ワクチン未接種者の重症者化も懸念され、病院で治療を受けている重症者は現時点で126名。

ワクチン接種状況:1回目完了:73.8%、2回目完了:61.7%。

まだ国をまたいだ移動は難しいですし、海外旅行もいつできるやら...先は全く見えませんが、このままコロナと共存できるのかどうなるのでしょうね。

引き続き、気をつけて過ごしたいと思います。

皆さんも季節の変わり目、お身体ご自愛ください。

All Photos & Text: Yuko Räsänen