新型コロナウイルス:フィンランドの現状 2021年7月6日現在
2021年07月06日
夏至の前まで一時的に大幅に減少していた新規感染者数ですが、
EURO2020、欧州サッカー試合でロシア入りしたフィンランド人ファンの多くが帰国後に感染していたことが判明し、フィンランドの1日の感染者数が先週は300名超えになりました。
昨日7月5日の新規感染者数は106名、デルタ株の感染拡大が懸念されており、政府はこの夏の間も引き続き、公共施設でのマスク着用を推奨すると発表しました。
規制は緩和されており、レストランの店内飲食や図書館なども再開しています。
この夏もレストランやカフェの閉店(永久)がちらほら出ています。
夏至前の街の雰囲気は、一気に気が緩んだ感じでマスク未着用の人も多く見られましたが、現在はまた少しピリピリした緊張感のある雰囲気を感じます。
ワクチン接種状況
国民全体の20%が2回目の接種完了、60%が1回目の接種完了。
日本ではオリンピックも開催されるようですし?日本から自由に旅行ができる日、日常に戻る日はいつになるのやら?
来年以降もどうなるか全くわからない状況ですが、健康にだけは気をつけて過ごしたいものです。
プライドウィーク。街の至る所にレインボーの旗が掲げられています。写真は中央駅。フィンランドは早々にEURO2020、敗退しましたが四人の石のおじさんたちはまだサッカーボールを持ったまま見守っています。
ヘルシンキの街並みの動画はこちらからどうぞ。
All Photos & Text: Yuko Räsänen