2021年夏、フィンランド国内ロードトリップ! ラップランドへ
コロナ禍で海外旅行へ行けないので、今年の夏期休暇も、夏至のこの時期に、白夜のなかフィンランド国内を車の旅、Roadtripに出ています。
ここまでの走行距離、2500km!ヘルシンキから北へ北へ、北極圏ラップランドをひた走っています。
北極圏に入ると、景色もガラリと変わり、ツンドラから背の低い木々、湿地帯が広がります。
連日晴れで23〜25℃くらいあり暑いです。何もないツンドラでの23℃は想像以上に暑く、日差しが強烈です。紫外線がすごいので毎日日焼け止めクリームを全身に塗り、日焼け対策しています。
ラップランド旅のお楽しみは、道路に突如現れるトナカイたち。
親子のトナカイ。赤ちゃんがお母さんの後を追って歩いています。カメラ目線。
車の真横を通り過ぎて行く親子。大きくて迫力満点。
ここではトナカイが何よりも最優先です。車が行列をつくり、トナカイが行くのを見守ります。
運転中、対応車線の車が、通り過ぎる際にライトをピコピコして合図するのは、「前にトナカイがいるよ。」と知らせ合うのが暗黙のルールです。
23時を過ぎてもまだまだ明るい。
突然、道路に飛び出して走ってくるので、スピードは出さずに運転には要注意!
写真は車のフロント。大量の虫の死骸がついています。
ラップランドに入ると、大量の虫が発生!Paarma(フィンランド語でパールマ=アブ)が大量発生しており、車に衝突してくるのです。
運転中、フロントガラスにバシバシ当たって視界が悪く、フロントガラスを何度も掃除しました。車から降りるとアブがたかってくるので、虫嫌いの私はかなり恐怖ですが、刺されたり吸血はされませんでした。
それもそのはず、北極圏の大自然。動物や虫たちが生活している中に、人間がお邪魔しているので、仕方がありません。
夏の旅は続きます。
旅の様子をこちらで綴っていきます。
All Photos & Text: Yuko Räsänen