新型コロナウイルス:フィンランドの現状、3/8からロックダウン&来週から緊急事態宣言 2月26日現在

2021年02月26日

ロックダウン&緊急事態宣言

フィンランドでは、ここ数週間、ヘルシンキを中心に各地で感染者数が急増しており、2/24は1日の感染者数が590名まで、過去最多です。

2/25にフィンランド政府は、来週に緊急事態宣言発令を、3/8から3週間ロックダウンをすると発表しました。

飲食店も閉鎖となり(店舗によってはテイクアウトのみ対応)、学校は、13歳以上の学生にリモート学習の義務づけとなります。

多くの飲食店にとって再びの大打撃になることが懸念されています。

昨春のロックダウンと同じような内容で、外出禁止令はなく、散歩やスーパーマーケットへの買い物などは通常通りです。

マスク着用は、相変わらず要請ではなく推奨レベルで、公共交通機関や店内でも着用していない人も多く見られます。

また、フィンランドでは12歳以下の子供に対するマスク着用を推奨しておらず、その点はなぜなのか、解りません。親子で一緒に歩いていても、親はマスクを着用、子供はつけてないという光景は日常です。

気温上昇 

今日から気温が一気に上昇、+4度まで気温が上がり窓を開けると生暖かい空気です。

今週はプラス気温が続く予報で、道路の氷も溶け始め、ここ2日間は道路がツルツルでアイススケートリンク。

滑るのといろんな障害物(工事中や道陥没など)外を歩くのも結構な命懸けです。スパイク付きの冬ブーツなしでは外を歩けません。この時期結構、転倒、骨折する人もいるので、春はギブス姿の人をちらほら見かけます。

また、建物の横を歩くときは上から凍った氷柱が落ちてこないか、足元と頭上両方をとても気を使います。

滑り止めで小石がばら撒かれるのですが、これが車が走ると飛び散って車の窓ガラスにヒビが入るというのもあるあるです。

歩いていると、ブーツの中にこの小石が入ってくるので足の裏が痛くなったり、良い面悪い面、いろいろあります。

明るくなったし、早く雪、氷、小石のない道路を思い切り歩ける日が待ち遠しいです。

みなさんもどうぞ良い週末をお過ごしください。

All Photos & Text: Yuko Räsänen