今年のブルーベリーはやや小さめです

今年の夏は、日本のみならず、ヨーッロッパ全体で異常な暑さ、北の果て、フィンランドでも猛暑で30度超えの日が続き、特に7月はとても暑かったです。
クーラーのないフィンランドの家では、眠れない夜を過ごす住民のために、ヘルシンキの一部スーパーでは夜、寝る場所を解放、提供する地域もあったほどです。我が家でも、もう使うことはないだろうと、閉まっておいた扇風機を出してきてフル回転でした。
そんな暑さが続き雨が少なかったため、今年のブルーベリーは乾燥してみが小さめですが、森へ何度かブルーベリー摘みに行ってきました。
例年のごとく、森の中に一度入れば、ブルーベリー摘みに必死!小ぶりながら味は濃厚で美味しかったです。帰宅後、すぐに摘みたてブルーベリーパイを作るのはお決まり。自分たちで摘んだ、手作りのブルーベリーパイは絶品です。フィンランドの自然、夏の恵みに感謝です。
日本から家族が全員来てくれて、(フィンランドには何度も来ていますが、全員が揃うのは初めてのこと!)みんなで過ごした思い出深い今年の夏。いろんなところに出かけましたが、「何が一番良かった?」と聞いたらみな、口を揃えて、「森の中でのブルーベリー摘み、そして自分たちで作ったブルーベリーパイを味わえたこと」と言っていました。日本での忙しい日々を忘れて、森にこもり、ブルーベリーセラピーで心と体も癒されたようで、また元気に帰って行きました。
8月も中盤、日中は20度前後、朝晩は冷え込むようになってきたヘルシンキ。日が暮れるのも随分早くなり(21時頃)、秋の気配を感じています。そろそろ森ではリンゴンベリーとキノコの収穫時期が始まります。

#ヘルシンキ #フィンランド
All Photos & Text: Yuko Räsänen