秋の空気と永遠と終わらない工事

2020年07月23日

現在、夏休み真っ只中のフィンランドです。仕事で連絡をとりたくてもいつも以上に返事に時間がかかるので、フィンランド人が戻ってくるのを気長に待っています。

天気と気温

昨日朝、外に出たら空の感じと風がもうすでに秋の気配でした。相変わらずの20度をきる肌寒い天気が続いています。

朝7時、現在の気温15度、体感気温12度。

今年も夏は両手で数える程度だったな、としみじみ。さて、夏は戻ってくるのでしょうか。このまま秋に突入でしょうか。神のみぞ知る、です。

郵便事情

両親からのEMSの荷物が2箱、7日間で届きました。またいつ止まるかもわからない状況下、国際郵便が動いている今のうちにというわけで、20キロ以上ものさまざまな救援物資が、送料合計4万円!😅ありがとう。

マスク50枚入り3500円。中国製なのに近頃はそんなに高いんだ。とびっくりしています。日本製は貴重なので大事に使います。

中でも布製のマスクは、いろんな生地やデザインがあって、TVでは見ているものの、マスクの進化ぶりには驚いています。

一方で、私がフィンランドから日本へ7月初旬に送った荷物は、空港で止まったまま未だ配達される気配はありません。前回は、到着までに1ヶ月近くかかったので、今回はどうなることやら…です。

まあ大抵忘れた頃に届くのです。

永遠と終わりの見えない工事

フィンランドの夏になると、あちこちで道路を掘り返し、工事が行われます。これがいつ終わるのか全く先が見えないのです。掘っては、時間切れ埋めて、また来年の夏に掘って。

いつになったら終わるのかしら、と思いながらデコボコの道を歩いています。

皆さんのんびりと?仕事をされています。

日本だったら一週間くらいでパパーッと終わってしまいそうですけどね。

こちらは、冬は凍結するので夏の限られた数カ月の間で全ての工事を終わらせないといけない事情と、その貴重な数カ月の夏の間は、これまた夏休みを取る人もいてなかなか進みません。

掘ったのはいいけどそのまま掘り返して放置なんてことはよくあることなので、歩くときは何かあれば自己責任、注意が必要です。

工事現場で聞こえてくる言葉は、出稼ぎ労働者のエストニアやポーランドからなどです。

改装中のハカニエミ屋内マーケットもここ数年工事が行われています。予定通り終わるのかなと眺めています。

フィンランドにきて驚いたことの一つに、発展途上国かと思うほど、道路事情が悪いことです。

今年の夏休みは、国内2000キロを車で走ってきましたが、田舎へ行ってもどこも工事、工事でした。

夏も残りほんのわずか、冬が来るまでに終わると良いですね。

All Photos & Text: Yuko Räsänen