現在のフィンランドの森の様子:今年のブルーベリーは豊作、ラズベリーもたくさん摂れます。

2020年07月19日

6月末から7月にかけて10〜16度の寒い大雨、嵐ばかりが続き、もう夏は終わったかと思っていましたが、ここ2日間だけ、20度超えで晴れて暖かい週末でした。

また今週はお天気が下り坂で寒くなる予報です。今年は6月は暖かったですが、7月は夏らしい夏はなく後半を迎えます。8月に入ると一気に秋の気配が近付くので夏もあとほんの少しです。

そのため、時間があると田舎へ行き、自然の中で過ごすようにしています。

雨の日は誰も外に出ませんが、晴れると一斉に皆外に出てきて満足げな表情です。こんなにも天気に精神的に左右される国民は珍しいかもしれません。雨の日、晴れの日の顔はまるで別人です。

7月に入り、フィンランド人は夏休み真っ只中で、働いている人が少ないため、さまざまなサービスが最小限となり、停滞気味です。

引き続き、市内中心部は、外国人観光客は全くいませんが、国内旅行をするフィンランド人で賑わっています。

田舎の人たちが皆ヘルシンキに遊びに来て、ヘルシンキの人々は田舎のサマーコテージへ行くといった感じで入れ替わり中です。

また、街を歩いていると、ここも閉鎖したか、ここは改装工事中か、などコロナ影響は大きく、店の入れ替えが激しいヘルシンキですが、より一層に変化目まぐるしいです。

週末は、暖かかったのでまた海水浴へ。海水は冷たかったですが、その後の日光浴は暖かくリフレッシュできます。森でブルーベリーとラズベリー摘み。

今年はブルーベリーが豊作で、田舎へ行く先々で摘んでは持ち帰り毎日食べています。

キノコのシーズンも始まったので、そろそろキノコ狩りも忙しくなります。

摘みながら食べて、泳いだ後の良いおやつ。

腰を低くして森の中を見ると、たくさん真っ赤な実がぶら下がっています。

甘くて香り豊かで絶品。

ラズベリーはジャムにしました。

家のリンゴの木も実り始めています。こちらは食べごろはもう少し先です。

森の中はきれいな野花が咲いてカラフルです。

さて、夏も残りわずかです。思い切り満喫したいと思います。

皆さんもどうぞお元気でお過ごしください。

All Photos & Text: Yuko Räsänen