フィンランドのマスクの値段とヘルシンキの日常生活お店の様子 (5月8日20:30pm更新)
フィンランドでは、一般向けのマスクを販売しているのを、私は見たことがありませんでしたが、(これまで薬局では一部販売していたそうですが、今は完売・取り扱いなし)昨日郵便局に行ったら特設コーナーにマスクが売っていました。
値段を見たら結構高くてびっくり。日本も今は高い値段で売られていますね(特に日本製は手に入らない?)
予想通り、売られているものはいずれも中国製でした。
フィンランドではマスク使用に馴染みがないため、マスクをどのように扱うか、使用方法の説明書きがありました。
フィンランドでも、中国から大量に医療用マスクを購入したものの、フィンランドの品質基準に満たされておらず不良品扱いで使用不可、行き場のないマスクが大量発生して問題になっています。
中国製マスクを使用した医療関係者が、アレルギー症状が出た、などと言う事例も出てニュースになっています。
そして、フィンランドでも自国でマスクを生産すると言うプランがあります。
フィンランドでは、いまだに、マスクは医療従事者がするものであり、一般の人が使用している光景をほぼ見かけません。街でマスクをしている人は大抵外国人です。
最近では、午前中(優先時間の後)にスーパーマーケットへ行くと、基礎疾患がある人かもしくは意識が高い人なのかは不明ですが、マスクをしているフィンランド人をちらほら見かけるようになりました。
手作りのプラスチックパネルで顔をカバーしてる人も見かけました。
一方で、地下鉄やバス、店など公共の密閉された場所で、マスクをせずに、くしゃみや咳を堂々と繰り返ししている人もいるので、不安が尽きません。今後段階的な規制緩和がされていくものの、第二波が来るだろうな…と感じています。
外に出かける時は、マスク着用して、公共の乗り物は引き続き利用しないように気を付けています。
フィンランドでも、飛沫防止のために、もっとマスクを着用する習慣、理解が根付くといいなと個人的には思います。
中国製のマスクの値段は?
50枚入り€80
こちらも50枚入り€70
こちらは5枚入り€45
Apteekki (薬局)
薬剤師と客が接触する窓口には、クリアパネルが貼られています。その他、薬局には無人ロッカーも設置され、そこから薬をピックアップできるようなシステムもあります。
Kスーパーマーケット
近所のKスーパーマーケット。レジには店員と客の間に設けられたクリアパネルに加え、商品を自分でエコバッグにいれる仕組みなので、客同士の接触も防ぐパネルが増設されました。レジ横には、アルコール消毒液も常にあります。
買い物時は、使い捨てのゴム手袋を着用しています。
地下鉄の広告にも変化が
ヘルシンキ市内地下鉄のエスカレーターの壁一面にも、「ありがとう!私たちをケアしてくれている医療従事者の方々を私たちも同じようにケアしよう!」と言う感謝のメッセージが貼ってあります。
All Photos & Text: Yuko Räsänen