首都圏ロックダウン解除【4月15日現在】新型コロナウイルスに関するフィンランドの状況

2020年04月15日

今朝政府は会見を開き、4月19日まで予定していた首都圏(ウーシマーエリア)のロックダウンを本日解除すると発表しました。予定よりなぜ早める必要があったのか?については不明です。

むしろ首都封鎖は延長されるだろうと、予測も出ていたのでこの判断に驚いていると同時に不安に感じています。

首相は、解除となったものの引き続き、危険な状況は続いていること、不要不急の外出は控えること、「いま、サマーコテージへいく時期ではない」と国民に呼びかけました。

「"This is not the time to leave for your holiday cottage," she said. 」

今後、感染者数がさらに増えるようであれば、必要に応じて再度封鎖を検討するとのこと。

サマーコテージへ行きたくて仕方がない一部フィンランド人は、こんな状況でもホリデー気分で移動を始めるんだろうな、と目に見える感じです。

私は、引き続き、危機感を持って過ごしています。

昨日、今日と朝から大雪、あられが降ったりと冬に逆戻りのヘルシンキ。5月でも雪が積もったりするので、本当に暖かい。と言える春はまだまだ先です。現在気温5度、体感温度2度です。

天気は悪いこともあり、ここ3日ほど散歩も行かず、家から一歩も出ずひたすら引きこもって過ごしています。家の窓は数時間ごとに全開にして空気の入れ替えを行って気分転換しています。

人生いつ何が起こるか分からないというのはフィンランドに移住してから、日々痛感しているので、食べたいものは食べたい時に、できることはできる時に。(タイミングを逃さない)を大事に毎日を過ごしています。

和食も食べれる時に。今日のお昼は、日本から持ってきたお赤飯用のあずきでお赤飯を炊いて(もちろん米は日本より持ってきたもの。餅米と米を半々で作っています)、卵焼き、きゅうりの漬物、味噌汁はお湯をかけるだけの簡単。

おいしかったです。

皆さんも美味しいものをしっかり食べて、元気にお過ごしください。

All Photos & Text: Yuko Räsänen